やまなし暮らしのメリット5つを解説!東京からの移住・二拠点居住におすすめ
知らない地域に移住するのは誰でも不安。この記事では、山梨移住を考え始めたばかりの人のヒントになるよう「山梨に移住・二拠点居住した場合の生活」において魅力的なポイントを紹介! 特に首都圏(東京都周辺)の生活と比較し、やまなし暮らし支援センター相談員が解説します。
(2020年7月作成→2024年2月更新)
山梨に移住するメリット5選
1.首都圏が近くて自然豊か
最初にお伝えしたいのは、山梨は自然豊かな田舎なのに、東京圏との距離が近いということです。
田舎の環境は魅力的でも、今までの仕事、買い物やイベント、他の地方や海外への移動、友人や実家などの人間関係、といった面では首都圏とのアクセスも重要。
山梨県の中心にあたる甲府駅から新宿駅まではJR中央線特急で最短1時間30分。料金は3,890円(2024年2月現在)です。
他にも、
・新宿→大月 特急で1時間、普通列車で1時間30分
・新宿→河口湖 高速バスで1時間40分 (2,200円)
・横浜→身延 車で2時間20分 ※東名道経由
など、日帰りもできるこの距離感。東京の会社に週1回通勤する、定期的に実家に顔を出したい、といった方にも負担にならない近さかと思います。
さらに、リニア新幹線が無事開業した暁には、品川→甲府が25分で結ばれる予定! もはや毎日の通勤も可能なレベルですね。
2.自然と市街地が近い
山梨県は、面積の7割が山と森。残り3割の地域に住民の多くが集中して住んでいます。
つまり、市街地が程よくコンパクトにまとまっている。
かつ、便利な市街地と自然豊かなエリアが近いのです。
例えば・・・
・甲府駅前から、山の中のキャンプ場「創作の森おびな」まで車で20分
・にぎやかな河口湖駅前から、富士山麓の「鳴沢氷穴」まで車で20分
・県内最大のイオンモールから、南アルプスの芦安温泉街まで車で35分
・スーパーと市役所が徒歩圏にある甲州市塩山の中心部から、風光明媚な勝沼まで車で12分
などなど、イメージいただけますでしょうか。都会だと1~2時間かけて移動していたレジャーがすぐそこで楽しめます。
仕事も買い物も便利な市街地に住んで、気軽にアウトドアを楽しむもよし。逆に、森のそばの静かな地域に住み、30分程かけて通勤や買い出しする生活もよし。
自然を身近に感じる暮らしが当たり前に手に入ります。
3.人間関係がコンパクト
山梨県の人口は79万人(2024年2月時点)。あまりピンときませんが、神奈川県は905万人、埼玉県730万人。その10分の1程度の少なさです。
通勤時の満員電車やお店の混雑といった、人の多さに疲れてしまった方にもオススメ。
(画像:甲府中心部でのイベントの様子。にぎやかですがゆったりと人が行き交います)
また、「人間関係が程よく近い」のも特徴です。どういうことかというと「知り合いの知り合いは高確率で知り合い」という現象が起こり、
・あこがれの人に会いやすい
・同業種、取引先等とつながりやすい
・いざというとき助け合う関係性が築ける
といった人脈形成のメリットが感じられます。
一方で、都会と比較すると人づきあいが密だなぁと感じる側面はあるかもしれません。「顔の見える関係はほどほどにしたい」という方は、比較的近所付き合いが淡泊な別荘地やニュータウン、もう少し都会的な地域をご検討されることをおすすめします。
4.レジャー・グルメが充実
この項目は観光のWEBサイト等でもわかるので簡潔に記していきます。
山梨県にはこんな日本一のものがあります。
・国産ワイン
・桃、ブドウ、スモモ
・ミネラルウォーター(水道水もおいしい)
・日照時間(晴れの日が多い)
富士山や南アルプスなどの山岳をはじめとした様々な観光スポット・名勝があります。他にも、
・公園がとても広く、無料で遊べるスポットも多数
・人口あたりの飲食店数が多い(特に寿司店)
・キャンプ、果物狩り、温泉など多様なアクティビティあり
といった特徴があるので老若男女が充実した余暇を楽しめるのではと思います。
5.時間とお金のゆとりがある
移住を検討する多くの人が「ゆったりと生活したい」と考えています。必ずしも「田舎暮らし=ゆったりのんびり」ではないですが、時間の使い方はかなり変わります。その一つが通勤時間。
通勤には多くの人が車を利用するため、渋滞で多少の前後はありますが、ほとんどの人が片道10分~30分程度。
仮に通勤時間が往復2時間→1時間になれば、週に5時間・月に20時間もの自由時間が生まれます。趣味や子育て、家庭菜園などにはもちろん、副業にあてるのも良いですね。
次にお金です。「地方は給料が安く、収入が下がるのが心配」と言われます。それは事実ですが、実は可処分所得(収入-固定費=余ったお金)が都会よりも多いというデータもあります。
理由は家賃・地価が都会よりも安いこと。例えば甲府エリアで一人暮らし用のアパートは3万円前後から見つけることができます。
また、子供がいる家庭では様々な助成金が活用できる場合も。ぜひ一度、収入と支出を現実的に試算したり、制度を調べたりしてみましょう。
※具体的な生活のシミュレーションには「移住ノート」の活用もおすすめです!
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山梨移住が気になったらセンターで相談してみよう
以上、山梨移住のメリット五つを解説とともにご案内しました。ここには書ききれないことをイベントや窓口での相談でご紹介していますので、お気軽にお尋ねください。
特に生活費のところは、山梨・各地域ならではの事情もありますし、ご家族構成や仕事によって変わるかと思います。
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