ゆっくり滞在して調べたいけれど、何泊もホテルを利用するとお金がかかりますよね。まちから離れている施設だと様子がよくわからないという不安もあります。

お試し住宅等はまちの住宅街に近い施設も多く、地域の生活を体験することが可能です。市町村ごとに準備されていて、一軒家や集合住宅、利用期間も1泊から数か月単位まで様々なパターンがあります。

お試し住宅（移住体験施設）の使い方

お試し住宅は事前予約制です。各自治体ホームページを確認し、概ね一週間～数か月前に空き状況を確認して予約しましょう。利用申請書をメールまたは郵送する方法が一般的です。事前に空き家バンクの登録や移住相談が必要な場合もあります。

利用当日は、自治体が指定する方法で鍵の受け渡しを行います。一般の宿泊施設とは違い基本的にすべてセルフサービス。アクセス方法や周辺の商業施設など、気になる点は事前に調べておきましょう。

お試し住宅は「移住を検討中の方が地域を視察・体験する」目的で利用できる施設です。移住体験以外の観光や避暑といった目的では使えません。申請書の虚偽などもないようにしましょう。

また利用条件として、たとえば

・役所の職員が対応するため、鍵の受け渡しは平日の開庁時間のみ
・リネン類（布団）、駐車場、光熱費などは別料金
・滞在計画書や利用後のレポート提出義務あり

といったルールが施設毎に定められています。事前にご確認のうえご利用ください。

山梨県のお試し住宅施設一覧